今やどの企業も避けることのできない重要な経営課題であるDX。だが、「何から着手すればいいのか不明」「業務にどうAIを活用すべきか想像できない」「PoC止まりで具体的な業務改革に至らない」という声も多い。その理由と解決の鍵はどこにあるのか。多くの企業に伴走し、DXを成功に導いてきた、電通グループの取り組みを探る。
古平 陽子, 牧田 浩樹
生活者と企業をデータでつなぐDXが、いま次のステージに進もうとしている。多様化・複雑化し続ける生活者の消費動向を正確につかみ、商品の開発や生産に生かすことができれば、「売れるモノを、売れる時に、売れる場所で、売れるだけ作る」ことが可能になる。
渡邉 典文, 水光 淳