カンヌライオンズ2014も全日程を終えました。まる1週間、世界のクリエーティビティに触れ、語り、(食べ、飲み)思い返すとあっという間の日々でした。前回の記事でメディア畑の広告人がカンヌに来て、何の役に立つのか?というテーマを掲げましたが、全日程を経た今それをレポートしたいと思います(メディアの人間が初めてカンヌを体験しての内容です。賞についての評価などはありませんので、ご容赦ください)。
宮崎 暢
今年、縁あって所属局から「カンヌを見て来い!」ということで(そんな命令口調では言われていませんが)その幸運にあずかることになりました。おそらくこのような命を受けた背景には、メディアの人間が見て持ち帰るべきものがここにある、ということだと理解します。それは、「クリエーティブの専門職に限らず、コミュニケーションの領域で企業の課題解決に向かって仕事をしている人間に役立つ何か」です。それがどんなものなのかを見、このレポートで少しでもお届けできたら幸いです。