ソクラテス。「私がひとつだけ知っているのは、私が何も知らないということだ」。マリオ・プーゾの「ゴッドファーザー」。主人公マイケル・コルレオーネは善人であり悪人だ。ゴティエのヒットソング「Somebody that I used to know」。恋人と一緒にいるのに孤独を感じる男の気持ちを歌う。ウィリアム・ゴールディングの小説『蠅の王』。育ちの良い少年たちが遭難し、漂着した孤島で生き抜くうちに獣性をむき出しにする。人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。誰よりも背の低いティリオン・ラニスターは、ここぞというとき巨人のような存在感を示す。