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《今日のペット教訓》 うちの犬 愛されすぎて 名が増える

こんなこと、ありませんか?

最近は犬も室内飼いが増えてきていますよね。
昔のように、庭で飼っている犬が近所の子どもと知らないうちに仲良くなっている…なんて機会はあまりないかもしれません。

しかし、まだ「知らないうちに…」という現象はたくさん起きているのではないでしょうか。
ペットを連れて歩いていると1人で歩いている時よりも、はるかにたくさんの人たちと言葉を交わす機会がありますよね。

マンガにもあるように、ペットにいつの間にか知らない名前が付いていて…なんて体験は、ペットを飼っている皆さんなら、お持ちかもしれません。

ペットはその地域のコミュニケーションを活性化させる、ともよく言われています。
そして「ペットを飼育することは、地域における他者との関係形成をサポートするのか?」という趣旨の調査をウエスタン・オーストラリア大学とハーバード大学の研究者らが行いました。

結果は、ペットを飼っている人の59%が、ペットを通じて誰かと知り合いになっていることが分かりました。調査にはオーストラリアのパース、アメリカのサンディエゴ、ポートランド、ナッシュビルに暮らす2692人が参加。犬以外にも、猫や魚、鳥を飼育している人たちも参加して行われたものでしたが、犬を飼っている人には、それ以外の動物を飼っている人の5倍の出会いがあったという結果になったそうです。

ペットを飼うことは、社会を、コミュニティーを広げることである。というのは、恐らく一度でもペットを飼ったことがある人は実感していると思います。
ですが、飼うための環境の整理や、ペットオーナーの考え方など、まだまだ整備すべきこと、大事にすべきことがたくさんありますね。

 

(コラム:奈木れい マンガ:須藤絵理香)

 

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著者

奈木 れい

奈木 れい

株式会社 電通

ペット産業のソリューション開発を目的としたプロジェクト「Think Pet Project」のメンバーとして活動中。また、「電通若者研究部(電通ワカモン)」の研究員として、学生との関係性づくりや開発を推進。プロジェクトマネジメントから、コンセプト・戦略立案、商品開発やスペース開発、そして新規事業開発など、多様な領域での作業に携わる。共著に「若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術」(エムディエヌコーポレーション・2016年)。

須藤 絵理香

須藤 絵理香

株式会社電通

2011年電通入社、アートディレクター。 得意分野はデジタルクリエーティブ。仕事の内容や大小関係なく、幅広くやっています。 ASIA DIGITAL ART AWARD、モバイル広告大賞、THE ONE SHOW INTERSCTIVE GOLD PENCIL、GOOD DESIGN AWARDなどを受賞。

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