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ラボの風景皆様、はじめまして。
電通モダン・コミュニケーション・ラボの廣田と申します。

電通モダン・コミュニケーション・ラボは、電通社内の横断プロジェクトとして、様々なセクションから意欲あるメンバーが集まって構成されたプランナー/クリエーター集団です(※)。

私たちは、オープンラボとして社内外の人たちと連携し、新しいソリューションを開発することや、コミュニケーションの文化を生み出し、発信していくことをミッションとしています。

デジタル/ソーシャルメディアの浸透によって、コミュニケーションがどのように変わるのか?

オープン、フラット、シェア、ソーシャル…

現在、新しい時代・世の中を象徴するキーワードが、様々な分野で飛び交っていますが、マーケティングの世界でもこのデジタル/ソーシャルの普及に伴って、劇的なパラダイムシフトが起こっています。

既存のマーケティングの方法論が通用しなくなる中で、新しいことに積極的に、果敢にチャレンジすることが大きな価値を持つ時代になってきています。

まだ誰も答えを出していない、大きな変化の中にあるマーケティングの世界でワクワクしたい。電通モダン・コミュニケーション・ラボには、そんなメンバーが集まっています。

活動としては、実践的なプランニング作業を行うのみならず、毎週最新の事例や知見を共有したり、社内外から最先端の知見をもった講師をお呼びし、セミナーを行ったりしています。「SIPS」というソーシャルメディアマーケティングのフレームワークを提唱したりもしてきました。

またメンバーを中心に、毎週「課題図書」を読み、最先端のマーケティング理論やプランニング方法論、クリエーティブの研究を行い、キャッチアップを行うと同時に古典的なマーケティングのフレームワークを見直し、現在のプランニングのあり方を見直すという活動も行っています。変化が激しい状況だからこそ、しっかりと知識を押さえていくことも重要だと考えています。

このコラムでは、主にこれまでラボの課題図書として読んできた本を取り上げながら、その内容の解説と、その知見をどのようにプランニングに生かしていけばいいのか、メンバーがそれぞれ紹介していきたいと思っています。

どうぞ、よろしくお願い致します!

※元電通社員のさとなおさんこと佐藤尚之氏が2010年に立ち上げ、2013年から私(廣田)がラボの代表を引き継ぐ形で運営しています。

【電通モダンコミュニケーションラボ】

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著者

廣田 周作

廣田 周作

Henge Inc.

1980年生まれ。放送局でのディレクター職、電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に独立。企業のブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。英国ロンドンに拠点をもつイノベーション・リサーチ企業「Stylus Media Group」と、米国ニューヨークに拠点をもつ、大企業とスタートアップの協業を加速させるアクセラレーション企業の「TheCurrent」の日本におけるチーフを担当。独自のブランド開発の手法をもち、様々な企業のブランド戦略の立案サポートやイノベーション・プロジェクトに多数参画。また、WIRED日本版の前編集長の若林恵氏と共同で、イノベーション都市・企業を視察するツアープロジェクトのAnother Real Worldのプロデュースも行なっている。自著に『SHARED VISION』(宣伝会議)、『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』(クロスメディア・パブリッシング)など。

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